インターネット・カンニング

 

 昨日の晩に、インターネットあちこち見てたら、とんでもないのを見つけた。

先生のホーム・ページの中の差別問題についての文を、自分が書いたふりして、そのまま書いてある。インターネット・カンニングだ。(笑声)

そうして、その掲示板の管理者らしい人に、これについての感想を聞いてる。

インターネットってのはとんでもない事があるって言われてるから、こんなのは序の口かも知れないがな。

 

 所で、その、掲示板の管理者らしい人の返事がと言うと、このような問題は、軽々しく語ってはならない題材なので、適当に軽口を叩くわけにはいかないから、感想を書くのは御免こうむりたいとあった。成る程ナって思ったよ。

確かに掲示板の管理者が迂闊な意見を出すと、その掲示板はメチャメチャにアタックされて、使い物にならなくなっちゃって、撤退させられちゃう。

管理者が意見を出すのを断ったのは、この「穢多」「非人」と言われた人達の「同和問題」で、差別が逆差別を生む。

つまり、特に有力国会議員のN氏なんかが「穢多」と言われた人達、つまり同和関係の出身らしく、このどうしようもない土建国家の日本じゃ、地方によっちゃ、同和関係の会社じゃないと公共工事の仕事を貰えないとか言われてる。

それにヤクザが一枚噛んでるなんても言われ、同じ日本人同志なのに全く残念なこったな。

               

 それからな、たまげた事があったよ。随分と前のホームページにスカンク式脱出法なんて、いささか馬鹿げた話を書いた事があるんだがな。

生意気なチンパンジーが仲間から袋叩きにされて、危なく殺されちゃう所を、何か変わった事をやって、逃げて来ちゃうって話だ。

何か変わった物を体から出したんだ。・・・・・(笑声) 

 

 所がこの間、新聞読んだら、何だか知らん悪さやった奴がとっ捕まってパトカーで引っ張られてく時に、こともあろうにこれをやったそうだ。(笑声)

こりゃ臭くてたまらねえと警官がパトカーを止めてドアを開けた時に、奴さん、急いで逃げ出っしゃったらしい。(笑声)

何かやらかして逃げてくんだから、あのチンパンジーと同じだな。(笑声)

奴さん、先生のホームページを読んで、それをヒントにしたかどうかは知るべくもないが、もしそれで逃げられちゃったら、先生は少しばかり責任を感じて寝覚めが悪いってなもんだ。

でもすぐに捕まったらしい。

 

 「どうもあいつが犯人らしい」と言う時に「どうもあいつが臭え」なんて言うが、こいつの場合は実際にも臭いんだから「臭え臭え奴」になる。(笑声)

それにしても、後でパトカーの掃除が大変だったろう。(笑声)

 

<脱線千一夜 第139話>


前へ戻る
メニュー
次へ進む